今回も基礎を形成するコンクリートに関するチェック事項です。
前回のコンクリート編に続き第二弾です。
Instagram投稿でその他にも気にすべきポイントのコメントをいただいたので、
続編投稿させていただきます。
変えが効く設備にお金をかけるより先に、
変えの効かない基礎を重視しているメーカーなのかを施主目線でも確認していきます!
結論まとめ
- 基礎立ち上がりの継ぎ目処理は問題ないか
- 基礎にジャンカ(豆板)が出ていないか?

コンクリートもチェックポイントが多いよ。
縁の下の力持ちっていうくらい基礎は大切だよ!

ここの不良施工があると、
せっかくの鉄筋施工をちゃんとしていても意味がなくなる。
しっかりチェックしていこう!
継ぎ目について
そもそもなんでコンクリート基礎に継ぎ目が出るの?
コンクリート基礎は前回の記事で参考で紹介した通り、大別して2通りの施工方法がある。
- ベタ基礎一体打ち工法:1回のコンクリート流し込みで一度に立ち上がりとベースを整形する
- 2度打ち工法:立ち上がりとベースそれぞれ分けて打設する
詳細は前回のブログ記事を参照。
2階打設を行う場合は立ち上がりの部分のコンクリートをベース土台ができた後に流し込むため、接合面に繋ぎ目ができる。

打ち継ぎは綺麗に施工してもどうしても隙間が生まれてしまうため、
そこから雨水や白蟻が侵入する経路となる。
2回打設で施工している基礎は継ぎ目が綺麗に施工させているのか確認するのをおすすめする。
打ち継ぎのチェック
汚い継ぎ目の基礎

綺麗に補正された継ぎ目の基礎

2回打設の場合は綺麗に継ぎ目を補正してあるのが最低限必要。
それでも隙間は経年劣化で開いてしまうこともある。
ベストなのは基礎の中に止水処理をしていること。
城東テクノ株式会社から「キソ止水プレート」なるものが販売されています。
ここまで使って施工している会社がどれくらいあるのか分からないですが、
もしこういった部材を使ってくれているハウスメーカー、工務店なら、
基礎に対する信頼はとても厚いと思います。

基礎のつなぎ目が綺麗に処理されているのかチェックしよう。

これは感覚的に分かりやすいわね!
良い例を知っていれば、
自分の家の基礎が綺麗なのかすぐ判断できそう!
ジャンカについて
ジャンカってそもそもなに?
基礎コンクリートの材料の砂利や粗骨材が表面に剥き出しになっている部分のこと

ジャンカができることで基礎の強度不足や鉄筋の腐食が起き、寿命を縮めることになる。
ジャンカができていないかしっかりチェックしよう。
なぜジャンカができるのか
ジャンカができる理由は単純です。施工者の怠慢です。
コンクリートをしっかりと混ぜていなかったり、基礎枠へコンクリートを流し込んだ後に
しっかりと攪拌(かくはん)できていないことが理由です。
しっかりと混ぜているか?
コンクリートミキサー車から流す場合はチェック不要。
現地で混ぜて作る場合は配合量が正しくても、均一に混ざっていないと意味がないため、
しっかりと混ぜているのか確認しよう。
攪拌(かくはん)しているのか?
か基礎施工時には専用の工具(バイブレーター)というものを型枠に突っ込んで、コンクリートが奥までしっかり撹拌(かくはん)させることが大切です。
手作業で型枠に隅々まで実施する必要がありますので、現場の施工者がちゃんとやっているのかチェックしてみてください。

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我が家の施工状況
継ぎ目
継ぎ目は綺麗な仕上がりでした。
細かい隙間も上塗りされて処理されていました。
ジャンカの有無
・ジャンカも発生しておらず綺麗な基礎でした。
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