結論まとめ
- ベタ基礎の場合は防湿シート無くてもOK
(基準的には不要だけど、ないよりあった方が安心するね)

湿気対策っぽいのはなんとなく想像してたけど、
今はベタ基礎でコンクリートがあるから、
地面からの直接湿気はほとんど上がってこないのね

いらないなら、無しでその分安くしてくれれば良いのにね
防水シートの目的
地面からの湿気を家に伝えないこと
床下の湿気を遮断することで、土台や床の木の部分の腐り、腐朽によるシロアリ被害を防ぐことが可能になります。

要するに、
一昔前の時代の名残で
防湿シートを敷く文化が残っている
ってことね!

すみりんはベタ基礎で床下がコンクリートで敷き詰められているから問題なさそうね。

鉄骨造の場合では布基礎で土が剥き出しだけど、
床は鉄骨だから、腐らないのでOKということね。
鉄骨にも錆止めを塗布しているから問題ないらしい。
防湿シート施工基準
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の技術基準
床下防湿は下記のいずれかの処置を講ずる。
- 床下全面に厚さ0.1mm以上の防湿フィルムを敷きつめる。
なお、防湿フィルムの重ね幅は300mm以上とし、防湿フィルムの全面をコンクリート又は乾燥した砂等で押さえる、押さえの厚さは50mm以上とする。 - 床下全面に厚さ100mm以上のコンクリートを打設する。
ないと思うが、コンクリートの厚さが基準値以下の場合はフィルムが必要みたい

施工基準でもどっちかで良いって書いてあるね

やらなくて良いのにフィルムもやってくれる住友林業は優秀ね!
住友林業のベタ基礎の床下の厚み(スラブ厚)について
住友林業の場合はスラブ厚は180mmが標準になるそうなので、上記基準2を満足するため、防湿シートは不要になります。


住友林業の場合はベタ基礎の厚みのみで基準クリアしてるってことね!
我が家の施工チェック状況で気になったこと
我が家だけ?
我が家の施工状況では重ね幅は150mm


おーい基準の300mm重ねんかい!

ベタ基礎だからやらなくていいとは言え、
やるならちゃんとやって欲しかったな。。
ちなみに、、、
住友林業の防湿シートは“ターメッシュEM”という部材を使っているみたい。
調べると、以下の仕様のため、湿気より白蟻対策がメインになるんですかね。
ターメッシュEMの仕様
厚み:0.1mm
混入薬剤:エトフェンプロックス(ビレスロイド様),0.4%含有
以下は湿気は部材によってどれだけ透湿するのかの参考情報
・材料の透湿抵抗(m2hmmHg/g)・・数字が多いほど透湿性が無い
・厚み100mmのコンクリート・・・・70
・厚み20mmのモルタル・・・・・・ 4
・厚み9mmの構造用合板・・・・・・10
・防湿シート・・・・・・・・・・260
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